観光地紹介 2025.01.14

日光東照宮の観光時間ってどのくらい?何時が空いてる?

日光東照宮

こんにちは!「お宿ねっと」編集部です。

今回ご紹介するのは、栃木・日光を楽しむ旅。日光といえば、世界遺産「日光の社寺」が有名ですよね。その中でも特に注目したいのが「日光東照宮」。東照宮を中心に、「日光山輪王寺」や「日光二荒山神社」を巡るモデルコースをご提案します!

日光東照宮は、東京都心から日帰りでも訪れられる手軽な観光スポット。豪華な建築と自然豊かな景観を、1日でじっくり堪能できます。さらに、おすすめの訪問時期や空いている時間帯もあわせてご紹介! 歴史と自然が織りなす魅力的な空間で、忙しい日常を忘れてみませんか?

 

日光東照宮とは?

日光東照宮

日光東照宮は、徳川家康を祀る日本を代表する神社です。創建は1617年で、家康の没後に建てられました。現在の社殿は、三代将軍・家光の時代に行われた大規模な改修工事「寛永の大造替」で再建されたもの。

境内には、国宝8棟・重要文化財34棟を含む55棟もの建造物があり、極彩色で装飾された豪華な建築や彫刻が見どころです。その美しさが評価され、1999年に世界文化遺産に登録されました。

 

日光東照宮の観光時間の目安と見どころ

日光東照宮は、目に映るすべてが見どころといっても過言ではありません。その中でも人気のスポットをご紹介します。
じっくり巡る場合、2〜4時間が目安となります。見どころが多いので、時間があれば半日~1日かけてゆっくり散策するのがおすすめです。

時間が限られていて効率的に回りたい場合、本殿参拝と「陽明門」「唐門」「三猿」見学から優先するのがおすすめです。余裕があれば、「眠り猫」や「奥宮」もぜひ訪れてみてください。

陽明門(ようめいもん)

国宝に指定されている豪華絢爛な門。彫刻や装飾が見事で、いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。

廻廊(かいろう)

陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。

御本社(ごほんしゃ)

日光東照宮の中心となる建物で、家康公を祀る場所。極彩色の装飾が印象的。本殿・石の間・拝殿からなり、例祭をはじめ、年中の祭典が斎行されます。

神厩舎(しんきゅうしゃ)・三猿(さんざる)

神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。

日光東照宮 三猿

眠り猫(ねむりねこ)

日光東照宮で人気の国宝。徳川家康公の墓所がある奥社への参道入り口、東回廊に施された彫刻です。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。

奥宮(おくみや)

徳川家康公が眠る霊廟。日光東照宮の最奥、207段の石段を登った先にあり、拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなります。御宝塔の隣には「叶杉(かなえすぎ)」という杉の木があり、この木に向かって願い事をすると「叶う」といわれているパワースポットです。

唐門(からもん)

全体が貝殻をすりつぶした胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など中国の故事に登場する偉人の彫刻がほどこされています。

五重塔

境内入口に建つ美しい塔。彩色豊かな外観が特徴。慶安3年(1650)若狭国(福井県)小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。一度火災にあいましたが、文政元年(1818)に同藩主酒井忠進公によって再建されました。徳川三代将軍(家康、秀忠、家光)の干支である虎・兎・龍が描かれています。

三神庫(さんじんこ)

上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と呼び、中には祭事で使用される馬具や装束類が収められています。また、上神庫の屋根下には大きな彫刻「想像の象」(狩野探幽下絵)がほどこされています。

東照宮美術館

絵画や書物、刀剣など、東照宮に伝わる貴重な文化財を展示する美術館。旧社務所の杉戸、襖などの障壁画のほか、掛け軸など日本画100点を公開しています。絵画は、巨匠・横山大観が手がけた「朝陽之図」をはじめとした逸品が鑑賞できます。

東照宮宝物館

徳川家ゆかりの品々や日光東照宮の歴史的資料を収蔵・展示。家康公の鎧や宝刀なども必見。重要文化財「南蛮胴具足」は見ておきたいところです。

 

日光東照宮観光のおすすめの回り方(日帰り)

神橋

日光東照宮の玄関口・神橋からスタート。神橋は二荒山神社の建造物で、日光山内の入口にある美しい木造朱塗りの橋です。ここで写真撮影を楽しんだ後、日光東照宮へ向かい、「陽明門」「唐門」などの建築、可愛らしく美しい彫刻「三猿」「眠り猫」を見学し、さらに「奥宮」を訪ねます。

昼食をはさんで、午後は境内をさらに巡り、五重塔や三神庫の「想像の象」、東照宮宝物館や美術館も見学。歴史と文化を堪能します。時間に余裕があれば神秘的な参道「上神道(かみしんみち)」を歩いてパワーチャージしつつ日光二荒山神社へ。

 

日光東照宮観光で空いている時間帯は?

日光東照宮 境内

混雑を避けて効率よく観光するには、訪れる時期や時間帯を工夫することがポイントです。

混雑する時期

混雑する時期はゴールデンウィークや紅葉シーズン(特に10月中旬~11月中旬)、夏休み、お盆、三連休中の土日です。平日でも紅葉のピーク時は渋滞や駐車場の確保が難しくなることもあります。

空いている時期

比較的空いているのは1月上旬から3月上旬です。この時期は観光客が少なく、静かな雰囲気を楽しめますが、積雪に備えて防寒対策が必要です。時間帯では早朝(9時前ぐらいまで)が狙い目で、混雑を避けてゆったりと見学できます。

 

日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社を巡るコース(日帰り)

日光観光といえば、ユネスコ世界遺産に登録されている「日光の社寺」巡りは外せません。ここでは、日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の三つの名所を訪れるモデルコースをご紹介します。

東武日光駅を出発したら、まずは朱塗りの美しい「神橋」へ! 記念撮影を楽しんだら「日光山輪王寺」へ向かいましょう。

日光山輪王寺は、奈良時代に創建された天台宗のお寺です。日光三山の本地仏をまつるお堂「三仏堂」は日光山最大の規模を誇る木造建造物で、千手観音(男体山)・阿弥陀如来(女峰山)・馬頭観音(太郎山)三体の本尊が祀られています。春には三仏堂の前に「金剛桜」が咲き、秋には三仏堂そばの紅葉が鮮やかに色づきます。

日光山輪王寺

輪王寺を抜けて奥へ進むと、いよいよ「日光東照宮」が見えてきます。「陽明門」や「三猿」「眠り猫」、家康公が祀られている「奥宮」など、見応えたっぷり。豪華絢爛な建造物の数々に圧倒されること間違いなしです!

東照宮を満喫した後は「日光二荒山神社」へ向かいます。この間をつなぐ「上神道(かみしんみち)」は、古くからパワースポットとしても有名。参道には石灯籠がずらりと並び、静けさと神聖な空気に包まれた特別な空間です。

日光二荒山神社

二荒山神社は、男体山を御神体とする古社で、日光山信仰の始まりの地。境内には湧き水「二荒霊泉」や、夫婦円満の象徴とされる「夫婦杉」などを訪れましょう。

最後は「日光山輪王寺 大猷院(たいゆういん)」へ立ち寄りましょう。こちらは3代将軍・家光公の霊廟で、東照宮とはまた違った落ち着いた雰囲気が魅力。国宝の拝殿・相の間・本殿や、世界遺産日光の境内で最も大きな門「二天門(にてんもん)」、竜宮城のような「皇嘉門」など、歴史と建築美が詰まった場所です。家光公が愛した東照宮を見守るように建てられているのも興味深いポイントです。

 

日光観光の締めくくりは鬼怒川温泉「碧流」で癒しのひとときを

碧流

日光観光を満喫した後は、鬼怒川温泉で心と体を癒しませんか? おすすめは、お宿ねっと加盟施設「絹の渓谷 碧流」。

「絹の渓谷 碧流」は、鬼怒川の美しい渓谷を望む絶景の宿です。広々とした大浴場では、名湯・鬼怒川温泉をたっぷりと堪能できます。旅の疲れを癒した後は、地元の旬の食材を活かした彩り豊かな料理をお楽しみください。

アクセスも便利で、東武鉄道「鬼怒川公園駅」から徒歩約5分。「鬼怒川温泉駅」からは循環バス【東武ダイヤルバス】も利用可能。また、「鬼怒川温泉駅」や周辺テーマパークへのバスも当宿から運行し、観光にもぴったりです。

さらに、近隣の「日光花いちもんめ」で楽しめる30分食べ放題のいちご狩りプランもご用意。真っ赤に熟した甘い苺を堪能し、旅の思い出に彩りを添えましょう。

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まとめ

日光東照宮周辺は、豪華絢爛な建築美や古(いにしえ)から続くパワースポットが点在するエリア。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節に訪れても違った魅力を楽しめます。

人気スポットゆえに混雑するときもありますが、避ける工夫をすれば、比較的ゆったりと観光できます。ぜひ日光の魅力を感じに訪れてみてくださいね。

 

この記事を書いたのは・・・

お宿ねっとコンテンツ編集部

“お宿ねっと”コンテンツ編集部

お宿ねっとコンテンツ編集部は、旅行者の皆様がより充実した旅を楽しんでいただけるよう、情報収集や記事制作を行っているチームです。各地の観光スポットや宿泊施設、グルメ情報など、旅に必要な情報を幅広く取り扱っています。また、編集部員は旅好きが多く自ら足を運んで取材を行い、リアルな情報や感想を提供するように心がけて活動しています。皆様の“思い出に残る旅”の参考になっていただけたら幸いです。

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