皆さん、こんにちは。“お宿ねっと”コンテンツ編集部です。
今回も“お宿ねっと”加盟施設周辺の絶景ポイントや観光スポットへ皆さんをご招待したいと思います。各地を巡りながらステイをお楽しみいただけると嬉しいです。
今回のテーマは有馬温泉!
有馬温泉は、日本三古湯のひとつとして知られる温泉地。四季折々の美しい自然に囲まれ、金泉・銀泉という異なる泉質の温泉が楽しめるのが魅力です。温泉街には歴史を感じる古い街並みや地元のグルメや特産品のお店が並び、訪れる人々を迎えてくれます。
今回は、有馬温泉周辺のおすすめの観光スポットをご紹介します。通年・季節別、両方ピックアップしています。最後にグルメ情報も載せています。ぜひ参考にして、心身ともに癒される旅を楽しんでくださいね♪
一年を通して楽しめる有馬温泉は、訪れるたびに新たな魅力を発見できる場所。ここでは季節を問わず、有名な金泉や銀泉、由緒ある神社や自然豊かな公園など、何度でも訪れたくなるおすすめスポットを集めてみました。いつ訪れても心癒されること間違いなしです♪
有馬の名湯「金泉」が楽しめる外湯で、古来から歴史を刻んできた元湯です。空気に触れると酸化して赤茶色になる赤褐色の鉄分と塩分を含む泉質が特徴。保温や美肌に効果があるといわれています。隣には無料の「太閤の足湯」もあります。
有馬の名物湯である無色透明な炭酸泉とラジウム泉が楽しめる外湯です。肌がつるつるになると評判でスチーム式サウナもあります。「金の湯」とは対照的に奥まった場所にあります。
奈良時代(724年)に行基によって建立され、有馬最古の寺院として知られる寺。黄檗宗に属し、薬師如来を祀っています。また行基と仁西の木像が祀られ、本堂には波夷羅大将立像(重要文化財)を含む多くの寺宝が所蔵されています。
湯泉神社は、有馬温泉の守護神として崇敬される神社で、大己貴命、少彦名命、熊野久須美命が祀られています。本殿には「子授けの神」として信仰が集まり、境内の水天宮は「龍の気」が満ちる聖地としても知られています。
天元2年(979年)創建。京都・北野天満宮から菅原道真を勧請し、温泉街の鬼門を守る神社として信仰されてきました。境内には「金泉」の源泉があり、98度の湯がたぎる音と湯煙が立ち昇る光景は有馬温泉を象徴しています。
有馬温泉駅の南、天然の炭酸水が湧き出る泉源を整備した公園です。石の円筒で囲まれた湧き口から微炭酸の水が静かに湧き出す様子を間近で見ることができます。蛇口からは飲泉もでき、日本初の国産サイダーの素としても有名。有馬温泉「銀の湯」でも利用されているそうです。
標高462mの小山で、展望台から有馬温泉街を一望できる公園。4月初旬には桜やコブシの花が美しく咲き、お花見スポットとしても人気です。公園内には秀吉公が愛したとされる石造りの「亀の手水鉢」も。散策しながら森林浴も楽しめます。
有馬温泉駅から温泉街へ向かう玄関口にあり、有馬温泉の中心地を流れる有馬川沿いに広がる親水エリア。清流の音を楽しみながら散策できるスポットです。川に架かる赤色の「ねね橋」には正室・北政所(ねね)の像が、その近くにある「湯けむり広場」には豊臣秀吉の像があります。
手ぶらで釣りが楽しめる「有馬ます池」は家族やカップルに人気のスポット。安全対策も整っているので初めての釣り体験にもピッタリです。釣ったニジマスは園内の「ますの茶屋」で調理可能。夏はつかみどりイベントも開催。
日本初の本格的な切手の常設博物館。江戸時代の土蔵造りの館内で郵便創業時に発行された貴重な手彫切手をはじめ、140余年の歴史を持つ普通切手や記念切手を展示しています。期間限定の特別展も随時開催。
大人から子供まで楽しめるおもちゃと遊びの世界を伝える博物館。館内は「見る・聞く・遊ぶ・作る」をテーマに、ぬいぐるみ、積み木、からくり人形、鉄道ジオラマなど世界中のおもちゃが展示されています。
平成7年の大震災後、極楽寺の庫裏下から秀吉ゆかりの「湯山御殿」跡とみられる遺構が発見され、その一部を復元した施設です。安土・桃山時代の蒸し風呂や出土品を展示し、有馬温泉の歴史と文化を紹介しています。
春のおすすめ観光スポットをご紹介します。下記にご紹介した以外にも、春になると有馬周辺では、各地でいちご狩り体験が楽しめます。神戸市北区の二郎地区で栽培される「二郎いちご」は市場には出回らず、いちご狩り農園や直売所でしか手に入りません。ここでしか味わえない「幻のいちご」も有馬観光とともにお楽しみください♪
神戸電鉄・有馬温泉駅から徒歩ですぐ、有馬温泉の入口に流れる有馬川。その川沿いに温泉街らしい風情のある桜並木が続いています。
有馬温泉の中心部にある善福寺。行基が開基し仁西が再興したこのお寺にある樹齢300年のシダレザクラ(糸桜)は神戸市の「市民の木」にも指定されています。例年4月には「桜祭り」と「桜の茶会」が開催。ライトアップもされるので、夜桜を楽めますよ。
有馬温泉駅から温泉街へ向かってすぐのところにある「ゆけむり広場」。広場の傍らにある太閤秀吉の像とねね像は有馬川をはさみ、向かい合うように配されています。春は新緑や桜に包まれ、絶好のフォトスポットに。太閤橋やねね橋から下りることができる有馬川親水広場ではライトアップされた夜桜を楽しめます。
春には「ヤマザクラ」や「コバノミツバツツジ」が濃いピンクで山を彩ります。4月後半には山々が緑のグラデーションに包まれ、やがて新緑の季節が到来し、六甲山に野鳥の声が響き渡ります。「ヤマボウシ」の白い花も咲き、新緑と共に爽やかな景色を楽しめます。
夏のおすすめ観光スポットをご紹介します。この季節は六甲有馬ロープウェーで六甲山エリアまで足を伸ばすのも楽しいですよ。六甲山は北麓に位置するため、神戸市街地よりも気温が3℃ほど低く、関西屈指の避暑地として人気で、神戸の街並みや港を一望できます。
四季折々の自然を楽しめる公園です。見どころは8mの高さから流れ落ちる鼓ヶ滝。滝壺から聞こえる水音が名前の由来となっています。夏が近づくと滝周辺に蛍が飛び交い、カジカの鳴き声も。温泉街から少し離れていますが、そのぶんゆったり散策できます。
有馬川親水公園で毎年開催される「ありま夏祭り」では、有馬涼風ビアガーデンや芸妓さんが参加する盆踊りを楽しめます。さまざまな屋台やゲームがあるので一日中楽しめますよ。ステージイベントを観ながら「すき焼き」を堪能できる(完全予約制)も登場します。
夏の六甲有馬ロープウェーも魅力的。6月には谷底に「ヤマボウシ」、沿線には「クマノミズキ」が咲き誇り、雲の中の「空中散歩」を楽しめます。7月は山頂の気温が市内より低く、ヒグラシの声が心地よいです。8月は延長運転で1000万ドルナイトビューを満喫!
標高400mの山上にある施設で神戸の街並みを眺めながら楽しめる『神戸ガーデンテラスバー』や展望レストハウスと周囲の城門などを音と光で包み込む、夜景とイルミネーションが楽しめるイベントが毎夏開催されています。
秋のおすすめ観光スポットをご紹介します。秋になると有馬温泉は鮮やかな紅葉に包まれます。紅葉の名所である瑞宝寺公園をはじめ、毎年たくさんの観光客で賑わいます。秋の味覚を楽しみながら、金泉や銀泉の温泉でほっこり癒される旅に出かけてみませんか?
有馬随一の紅葉鑑賞スポット。明治初期に廃寺となった黄檗宗瑞宝寺の跡地を1951年に神戸市が整備した公園です。園内には旧瑞宝寺の風情ある門があり、松やカエデの美しい景観が広がります。秋の紅葉は特に見事で、秀吉公が「日暮らしの庭」と称賛したほどの絶景が楽しめます。
春にご紹介したゆけむり広場は、四季折々の美しさを楽しめるスポットです。夏は豊かな深緑に包まれ、秋にはカエデが鮮やかに色づきます。ねね橋からは間近に紅葉が見られ、その美しさに心奪われますよ。
夏の賑わいが落ち着き、涼しさと共に湯槽谷から丹波山地の雲海が楽しめます。例年10月中旬には六甲山頂駅付近で紅葉が始まり、ドウダンツツジやコスモスが色づきます。11月はゴンドラから鮮やかな紅葉のパノラマが広がり、有馬温泉駅の出発後はカエデが谷を染め上げます。
毎年秋、六甲山で開催される現代アートの芸術祭。六甲山の特性を活かした作品が展開されます。作品を鑑賞しながら、ピクニック気分で山上を周遊し、秋の六甲山を五感で楽しめます。
冬のおすすめ観光スポットをご紹介します。紅葉が落ち、静寂に包まれる冬。六甲山エリアや道の駅のイルミネーションイベントを愉しんだあと有馬温泉に浸かって疲れを癒すのもこの季節ならではの楽しみ方ですね。
有馬温泉街には、歴史ある寺社仏閣が点在しています。年末年始の初詣には、有馬温泉の守護神であり、子宝の神として知られる湯泉神社(写真)や、地元で“薬師さん”として親しまれる温泉寺がおすすめです。温泉寺では、大みそかに除夜の鐘が鳴らされ、毎年1月2日の入初式では木像に初湯をかける沐浴が行われます。
冬の六甲枝垂れでは「氷棚」でできた天然の氷を切り出し、夏まで「氷室」に貯蔵する「氷の切り出し」が行われます。かつて六甲山では冬に山上で氷を採取し、春から夏にかけて神戸や大阪に運び、販売していたのだそうです。
※毎年1月20日の「大寒」の日に実施されていますが、条件によって中止や延期となることがあります。
冬は山頂に積雪があり、モノトーンの世界が広がるなか「ヤブツバキ」が咲きます。2月には六甲山頂駅のまわりで霧氷が見られ、太陽の光を受けてキラキラと輝く幻想的な景色が広がります。霧氷は珍しい現象で、気温が-5℃以下で見られます。
六甲北有料道路「大沢IC」より車で約2分の「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」で開催される毎冬恒例のイルミネーションイベント。シャンパングラスの街路樹など幻想的でロマンチックなパーク内は見どころいっぱい。フォトジェニックな撮影スポットも。
大阪から約60分、神戸三宮から約35分で行けるアクセス抜群の都市近郊ゲレンデ。約1万平方メートルの「スノーランド」では、雪ゾリや雪あそびができ、小さな子供も思いっきり遊べます。ビギナーの練習や中~上級者の足慣らしにも最適です。
有馬温泉の湯本坂(有馬本街道)は、約600mのゆるやかな坂道におみやげ店や飲食店がぎっしり並んだメインストリート。今回は名店揃いの中から厳選したおすすめショップをご紹介します。どこか懐かしい雰囲気が漂うレトロな格子戸や石の道標を眺めつつ、炭酸サイダー片手に湯本坂を散策してみませんか?
有馬温泉の新名物「金泉焼」は、香ばしい焦がし醤油とほんのり甘いこし餡が絶妙に調和した生餅菓子です。「金泉」をイメージして作られただけあって表面は美しい金泉色に焼き上がり、あっさりとした十勝あずきの餡ともちっとした食感が楽しめます。
1950年創業の老舗。職人が直火で焼く「なま炭酸せんべい」が人気です。賞味期限“5秒”のこのせんべいは、焼き型から剥がしたての柔らかい食感が楽しめ、次第にパリパリとした食感に変化していきます。機械焼きの炭酸せんべいはややソフトな口当たりで食べ比べもおすすめ。お土産にもピッタリ。
老舗・三津森本舗が運営する工房併設のお店。有馬温泉の中心、金の湯の隣にあります。店頭のガラス張りの工房では、職人が和菓子を作る様子を見学でき、蒸したての「酒まんじゅう」や揚げたての「かりんとう饅頭」が楽しめます。
「ジェラートワールドツアージャパン2019日本大会」で優勝した片山さんが手がけるお店です。ジェラートは工房で手作りされ、地元・六甲山のホルスタイン乳牛から搾取された生乳を使用。一番人気の「六甲プレミアムミルク」や「ありまサイダー」、季節の果物や野菜を使ったメニューも。
国産黒毛和牛や神戸牛を扱う肉の専門店。コロッケや神戸牛串など食べ歩きにぴったりなメニューが充実。看板メニューのコロッケは、黒毛和牛のミンチを使った大人気商品で、1日に1,000個も売れるほど。サクサクの食感とじゃがいもの甘みが絶妙な一品です。
落ち着きのある空間とコーヒーの香りが心地よい人気カフェ。併設のベーカリー「パン・ド・ボウ」の名物は有馬温泉の貴重な金泉塩を使ったロールケーキ「有馬ロール」。ふんわり食感のスポンジからほんのり塩気が感じられ、優しい甘さのクリームが口に広がります。
室町後期創業の佃煮元祖「川上商店」がオープンした山椒専門店。店内には石臼で挽いた山椒の香りが広がり、粉山椒や七味唐辛子だけでなく、有馬山椒のドレッシングやマヨネーズなどの調味料、さんしょうあられなどのお菓子まで幅広い商品が揃っています。
有馬温泉で人気の豆乳スイーツ専門店。串に刺さった豆乳ドーナツ「ぼうなつ」は、ふわっとした食感と素朴な甘さが魅力。さっぱりとした「豆乳ソフトクリーム」はバリエーション豊かに取り揃えています。
最後に、有馬温泉街にあるお宿ねっと施設「有馬 瑞宝園」をご紹介します!
六甲山麓に佇むお宿「有馬 瑞宝園」は、「まるごとおもてなしⓇ」をはじめとした多彩なサービスでお迎えします。銀泉の大浴場やジャグジーでリラックスでき、お部屋からは四季折々の美しい山々を眺められます。神戸牛のしゃぶしゃぶや旬の会席料理も堪能できますよ。アクセスは神戸三宮から電車で30分、車で10分。有馬温泉駅から宿までは無料送迎サービスもあります。次回の旅行プランには、ぜひ当館を加えてみてくださいね。
▶「有馬 瑞宝園」公式サイトはこちら
※MAGAZINEバックナンバーでもご紹介しています!
▶【兵庫・有馬温泉】大人旅行に人気の宿【有馬 瑞宝園】を徹底紹介!
https://oyadonet.com/column/3453/
有馬温泉エリアの観光特集、いかがでしたでしょうか?
神戸や大阪からのアクセスも良く、六甲山麓の豊かな自然に囲まれ、温泉、歴史、グルメがぎゅっと詰まった有馬。どの季節に訪れても楽しめる有馬温泉を訪れてみませんか? 地元観光協会の公式サイトも参考にしてくださいね。
次回の更新もお楽しみに!
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