観光地紹介 2024.12.20

【鬼怒川観光】特急スペーシアで行く鬼怒川温泉!パック・観光ツアーに頼らない自由な旅

鬼怒川温泉駅

みなさん、こんにちは。“お宿ねっと”コンテンツ編集部です。
今回は関東屈指の温泉地「鬼怒川温泉」への旅をご案内します!

鬼怒川温泉といえば、都心からアクセスしやすい温泉地として人気ですが、観光パックやツアーに頼らず、自分のペースで楽しむ自由な旅はいかがでしょうか?

特急スペーシアを利用すれば、快適でスムーズに現地へ向かえますし、現地では宿泊や食事、アクティビティを自分の好みに合わせてアレンジ可能。パックツアーに負けないオリジナリティを実現しながら、より満足度の高い体験が叶います。

本記事では、鬼怒川温泉を中心に、特急スペーシアや観光スポット、モデルプラン、そしておすすめ宿をご紹介します。ぜひチェックしてみてください!

 

特急スペーシアから始まる鬼怒川への旅

スペーシア

特急「スペーシア」とは?

東京~日光・鬼怒川方面を結ぶ東武鉄道の特急形車両「スペーシア」。浅草駅から鬼怒川温泉駅までの約2時間、ゆったりとした座席でくつろぎながら美しい風景を楽しめます。

座席は広々として快適。6種類のシートタイプがあり、通常の座席に加えて、プライベート感を重視した個室やグループ向けのラウンジシートも選べます。特に座席間の広さは1,100mmと余裕があり、長時間の移動でも快適に過ごせる設計です。

さらに、車内では地元の名物弁当やスイーツも楽しめます。鬼怒川の旅気分を車内からひと足早く味わえるのも、「スペーシア」ならではの醍醐味です。

新型特急「スペーシア X」で楽しむ特別な旅

2023年にデビューした新型特急「スペーシア X」は、従来のスペーシアの魅力をさらに進化させた次世代型車両。江戸文化や日光の美を取り入れたデザインが特徴で、伝統と革新の調和が光る空間を提供します。

多彩な座席タイプの中でも目を引くのは「コックピットスイート」。プライベートジェットを思わせる?!贅沢な空間で、前方の大きな窓からパノラマの景色を独り占めできます。他にも、ラウンジタイプやソファ席など、旅のスタイルに合わせた座席が充実しています。

1号車にはカフェカウンターを設置。ここでは日光の特産品や特別メニューが楽しめ、列車の旅をさらに彩ります。「スペーシア X」の旅なら、いつもとはひと味違う特別な時間を過ごせますね。

▶ 特急「スペーシア X」詳しくはこちら(「スペーシア X」特設サイトにリンクします)

鬼怒川温泉に秘められた歴史と名湯の魅力

絹川から鬼怒川へ――美しい自然と歴史が息づく鬼怒川温泉。約300年の伝統ある名湯の魅力をご紹介します。

関東屈指の名湯「鬼怒川温泉」の由来

鬼怒川温泉街

鬼怒川(きぬがわ)は栃木県北部を流れる利根川水系の一級河川です。全長約176kmにわたり、日光連山から関東平野を流れ下る美しい川として知られています。かつては「絹川」と呼ばれ、絹産業の繁栄を象徴していましたが、たびたび氾濫する荒々しい流れから「鬼が怒る川」と例えられ、現在の「鬼怒川」という名前が生まれたと言われています。

本文の最後にご紹介するお宿ねっと施設「絹の渓谷 碧流」もその名に“絹”という文字が使われています。鬼怒川温泉の湯に浸かりながら、その歴史を味わう贅沢なひとときをお過ごしください。

鬼怒川温泉の歴史とその魅力

江戸時代に開湯した鬼怒川温泉は、約300年の歴史を誇る名湯です。当時「滝温泉」と呼ばれていた鬼怒川温泉は火傷(やけど)に効く湯として知られ、「傷は川治(温泉)、火傷は滝(温泉)」と称されるほどの効能を持ち、当初は僧侶や大名専用の特別な場所でした。

明治以降に一般開放され、現在では日本有数の温泉街として発展。鬼怒川の渓谷美は温泉街の景観を引き立て、訪れる人々を魅了しています。

泉質は肌に優しいアルカリ性単純温泉で、疲労回復やリラックス効果が期待できます。また、東京から近いこともあり、観光の拠点としても人気の高い温泉地です。

 

鬼怒川エリアをもっと楽しむ!おすすめ観光スポット

鬼怒川温泉周辺には、自然の雄大さや歴史、文化、エンタテインメントを楽しめる魅力的なスポットがいっぱい。温泉と合わせて訪れれば、旅の思い出がさらに深まります。

東武ワールドスクウェア

東武ワールドスクウェア

世界の有名建築物や遺跡を25分の1の縮尺で再現したテーマパークです。46の世界遺産を含む102点の建築物を巡ることで、1日で世界一周気分が楽しめます。リアルな造形と細部へのこだわりは圧巻で、写真映えも抜群!

鬼怒楯岩大吊橋

鬼怒楯岩大吊橋 S

鬼怒川温泉街と名勝「楯岩」を結ぶ全長140mの歩道専用吊橋。高さ約40mから眺める鬼怒川の急流や緑豊かな山々の景色は、息をのむ美しさです。橋上では思わずカメラを構えたくなる絶景が広がります。

鬼怒川ライン下り

鬼怒川ライン下り

全長6kmの川下りを楽しめるアクティビティ。自然が創造した奇岩や清流が織りなす絶景を、穏やかな流れの中で満喫できます。特に新緑や紅葉の季節は格別の美しさ!春から秋にかけて営業しており、四季折々の景観が楽しめるのも魅力です。

鬼怒川ロープウェイ・おさるの山

標高700mの丸山山頂と温泉山麓を結ぶロープウェイ。山頂の展望台からは鬼怒川温泉街や遠く東京スカイツリーまで望めます。また、かわいい猿たちと触れ合える「おさるの山」は子どもから大人まで楽しめる人気スポットです。

江戸ワンダーランド(EDO WONDERLAND 日光江戸村)

江戸時代の町並みを再現したテーマパーク。忍者ショーや江戸人になりきれる衣装レンタルが人気で、老若男女問わず楽しめます。江戸情緒あふれる町並みで、非日常の世界にタイムスリップしてみませんか?

護国神社・温泉神社の桜

鬼怒川温泉ロープウェイの山麓駅近くに位置する桜の名所。約50本のソメイヨシノが咲き誇る4月上旬~中旬には、温泉街を彩る春の絶景が楽しめます。落ち着いた雰囲気で花見を満喫したい方におすすめです。

龍王峡

龍王峡

鬼怒川温泉駅からアクセスしやすい絶景の渓谷。奇岩怪石や川のせせらぎが織りなす風景はまるで絵画のよう。整備された遊歩道で初心者でも気軽にハイキングが楽しめます。四季折々の自然が魅力のスポットです。

 

パック/ツアーに頼らない!鬼怒川温泉を満喫するモデルプラン

鬼怒川温泉は、美しい自然と魅力的な観光スポットが満載の温泉地です。ここでは、ゆったり楽しむ1泊2日プランと、気軽に訪れる日帰りプランをご提案します。旅情豊かな鬼怒川で、心に残るひとときを過ごしてみませんか?

 

<1泊2日プラン>鬼怒川で癒しと冒険を満喫するアクティブな旅

【1日目】
朝、東京・浅草駅から特急スペーシアに乗り込み、快適な車内で移動の旅を満喫します。鬼怒川温泉駅に到着したら、まずは鬼怒川ライン下りへ。美しい渓谷と自然の息吹を感じるひとときを過ごします。

午後は、下船場から徒歩20分ほどの「江戸ワンダーランド(日光江戸村)」へ。江戸時代の街並みを散策しながら文化体験を楽しみ、園内でランチをどうぞ。

夕方、鬼怒川温泉エリアの宿にチェックイン。名湯にゆっくり浸かり、地元の旬を活かした料理を味わいながら、旅の疲れを癒してください。近隣の鬼怒川に架かる橋を訪れるのもおすすめ。眼下に広がる渓谷美が圧巻です。

【2日目】
翌朝は「鬼怒川温泉ロープウェイ」で山頂へ。広がる絶景を楽しんだ後は「東武ワールドスクウェア」で世界の有名建築を巡る異国情緒あふれる時間を過ごしましょう。

ランチタイムには地元グルメを堪能し、鬼怒川温泉駅周辺でお土産選びや散策を楽しみましょう。夕方、スペーシアに乗り込めば、旅の余韻を胸に東京方面へ戻ります。

 

<日帰りプラン>短時間でも大満足!鬼怒川で自然と文化を巡る旅

気軽に鬼怒川を楽しみたい方におすすめの日帰りプランです。

朝、浅草駅から特急スペーシアで快適に移動し、鬼怒川温泉駅に到着。午前中は「鬼怒川ライン下り」で渓谷美を堪能します。川のせせらぎと爽やかな風に癒される時間です。

昼食後は、希望に応じて観光スポットを選択。「江戸ワンダーランド(日光江戸村)」で楽しみながら歴史体験、「東武ワールドスクウェア」でミニチュア世界旅行、または「龍王峡」の自然散策など多彩な選択肢があります。

 

鬼怒川の魅力を心ゆくまで。おすすめの宿「絹の渓谷 碧流」

碧流

最後に。お宿ねっと加盟施設「絹の渓谷 碧流」をご紹介します。

絹の渓谷 碧流」は、水と緑に囲まれた美しい渓谷を望む宿。広々とした大浴場で名湯・鬼怒川温泉を心ゆくまで堪能した後は、地元の旬の食材をふんだんに使ったお料理が楽しめます。

アクセスも便利で、東武鉄道「鬼怒川公園駅」から徒歩約5分。「鬼怒川温泉駅」からは循環バス【東武ダイヤルバス】も利用可能です。さらに、「鬼怒川温泉駅」や周辺テーマパークへのバスも当宿から運行しています。

当館では、鬼怒川温泉エリアにある「日光花いちもんめ」で楽しめる「30分食べ放題!いちご狩りプラン」もご用意しています。真っ赤に熟した甘い苺を味わいながら、観光の合間に旬の贅沢を。

ご予約はこちらから

鬼怒川の自然や温泉、地場産の美味しいお料理を楽しめる「絹の渓谷 碧流」で、思い出に残るひとときをお過ごしください。

◆絹の渓谷 碧流 https://www.hekiryu.jp/

まとめ

今回は、特急スペーシアで行く鬼怒川温泉の魅力をご紹介しました。

移動のひとときには車窓からの景色を楽しみ、到着後は名湯に癒されながら、鬼怒川ならではの観光やアクティビティを満喫してみてはいかがでしょうか。マイペースで楽しむ、心に残る旅をお楽しみくださいね。

 

この記事を書いたのは・・・

お宿ねっとコンテンツ編集部

“お宿ねっと”コンテンツ編集部

お宿ねっとコンテンツ編集部は、旅行者の皆様がより充実した旅を楽しんでいただけるよう、情報収集や記事制作を行っているチームです。各地の観光スポットや宿泊施設、グルメ情報など、旅に必要な情報を幅広く取り扱っています。また、編集部員は旅好きが多く自ら足を運んで取材を行い、リアルな情報や感想を提供するように心がけて活動しています。皆様の“思い出に残る旅”の参考になっていただけたら幸いです。

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