観光地紹介 2024.11.15

【茨城観光】鹿島神宮の観光おすすめコース!グルメや周辺観光情報

鹿島神宮

みなさん、こんにちは。“お宿ねっと”コンテンツ編集部です。
前回は【車で巡る広大な土地、茨城の魅力】をテーマに観光地をご紹介しました。

今回は茨城観光のなかでもトップクラスの人気を誇る「鹿島神宮」を中心に、パワースポット巡りを楽しむドライブコースをご紹介します。鹿島神宮をはじめとした東国三社巡りに立ち寄りスポットも組み合わせたプランになっていますので、ぜひご覧くださいね。

 

鹿島神宮の観光おすすめコース<1泊2日>

【1日目】関東のお伊勢参り!東国三社を巡るスピリチュアルな一日

初日は「東国三社」を巡る旅をご紹介します。

「東国三社巡り」は、茨城県の鹿島神宮、千葉県の香取神宮、茨城県の息栖神社を巡る旅で、“関東のお伊勢参り”として多くの人々に親しまれています。この三社が形成する直角三角形のエリアは、強力なパワースポットとしても有名です。

まわり方に決まった順番はありませんが、旅の始まりには「鹿島神宮」を参拝すると良いとされています。古くは防人や武士が鹿島神宮に道中の安全を祈願し、そこから「鹿島立ち」という言葉も生まれました。今でも旅の出発や物事の始まりに縁起が良い神社とされ、旅行の安全を祈る際に訪れる方が多いそうです。

鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)

鹿島神宮 西の一之鳥居

紀元前660年創建とされる日本最古の神社の一つ。武の神「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」が祀られています。神秘的な森に囲まれた境内はパワースポットとして人気。鹿島神宮の神の御使いとされる鹿、清水がこんこんと湧く御手洗池、地震を鎮める石として信仰されている要石(かなめいし)など見どころがたくさん。お社からは離れますが、日本最大級の水上鳥居「西の一之鳥居」もお見逃しなく。

息栖神社(茨城県神栖市)

鹿島神宮から車で約20分の息栖神社(いきすじんじゃ)。こちらは航海や交通安全の神様が祀られ、古くから「水の神」として信仰を集めています。一の鳥居の根元には「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる井戸があります。この地がまだ海だった時代から海水を退け、清らかな水が湧き続けていることから「潮を退ける井戸」として知られています。

香取神宮(千葉県香取市)

武道や勝負の神「経津主命(ふつぬしのみこと)」が祀られている神社。壮麗な本殿と深い森に囲まれた佇まいの境内には要石があり、古くから地震封じの霊石として信仰されてきました。かつて地震は地中の大ナマズ(または龍)の動きによって起こるとされ、香取の要石は尾、鹿島の要石は頭を抑えることで大地の安定を保つと伝えられています。

* * *

鹿島神宮、息栖神社、そして香取神宮。木々に囲まれた清々しい境内を、ゆっくり散策してみましょう。三社をすべて参拝すると「東国三社守」という特別なお守りをいただけます。最初の参拝先でお守り本体を受け取り、二・三社目でシールをもらって完成です。

 

道の駅いたこ

三社を巡り終えたら「道の駅 いたこ」に立ち寄って、地元の特産品や新鮮な野菜などのお買い物を楽しむのもおすすめです。

パワースポット巡りの後、少し足をのばして訪れていただきたいのが日立市の「久慈サンピア日立」。こちらでは、新鮮なイセエビを使ったメニューや常陸牛、常陸乃国いせ海老、あんこう鍋(冬季)など地場産の料理が楽しめます。日立ならではの味わいで、贅沢なひとときを。

 

【2日目】太平洋の絶景と名所を巡る、爽快ドライブ旅

2日目は、帰路の東京方面に向かいつつ海岸ドライブ。爽やかな海辺や美しい神社を満喫できる観光コースをご紹介します。

国営ひたち海浜公園~酒列磯前神社~大洗磯前神社

国営ひたち海浜公園(春)

朝、久慈サンピア日立を出発したら「国営ひたち海浜公園」へ。春のネモフィラや秋のコキアなど季節ごとに花が咲き、壮大な景色が広がっています。公園内を散策しながら自然に囲まれた時間を過ごしましょう。

午後からは、素敵な神社を2か所巡ります。

次に、車で約30分の「酒列磯前神社」へ。実はこちら、宝くじが当たる神社として有名で、ご利益を求めて参拝に訪れる方も多い神社です。“樹叢(じゅそう)”と呼ばれる美しい木々に囲まれた参道が続き、その静けさはきっと心を癒してくれます。

さらに南下すると、太平洋を望む絶景スポット「大洗磯前神社」があります。岩場に立つ鳥居が特徴的で、青空と海上の岩礁に建つ「神磯の鳥居」が織りなす景色は絶景。フォトスポットとしても人気です。

アクアワールド、グルメ施設など観光スポットもいっぱい

大洗磯前神社へ向かう途中には、「アクアワールド茨城県大洗水族館」や、新鮮な魚が並ぶ「那珂湊おさかな市場」、さらに「かねふくめんたいパーク大洗」もあり、小さなお子様連れにもおすすめです。周辺観光は前回ご紹介した茨城観光モデルコースもぜひご覧ください。

 

鹿島神宮の観光おすすめコース<日帰り>

鹿島神宮を中心に楽しむ日帰り観光コースを二つご紹介します。限られた時間でも、充実した観光ができるプランです!

①パワースポット旅!東国三社巡り~鹿島神宮・息栖神社・香取神宮~

まずは“関東のお伊勢参り”として親しまれる鹿島神宮、息栖神社、香取神宮の「東国三社巡り」のご紹介です。この三社が形成する直角三角形のエリアは強力なパワースポットとしても有名。車でそれぞれ約30分の距離にあるため、日帰り参拝も可能です。

鹿島神宮 参道

鹿島神宮周辺には茨城名物の飲食店やお土産店が並ぶ門前町があります。香取神宮近くには“北総の小江戸”と称される水郷の町「佐原」もあり、立ち寄りにおすすめです。

②鹿島エリアを満喫!鹿島神宮+茨城県立カシマサッカースタジアム

茨城県立カシマサッカースタジアム

もう一つは茨城県立カシマサッカースタジアムです。鹿島神宮駅から車で約10分で、路線バスも運行しています。スタジアム内の「カシマサッカーミュージアム」は鹿島アントラーズのホームゲーム開催日に開館。観光とスポーツ観戦をWで楽しめるのもこのエリアの魅力です。

 

番外編【鹿島神宮】周辺のグルメ・観光スポットをご紹介!

参拝のあとにちょっと一服、あるいはランチ。鹿島神宮の門前町グルメや観光スポットをご紹介します。

湧水茶屋 一休

鹿島神宮境内の御手洗池そばにある「湧水茶屋 一休」は、参拝後の休憩に最適な一軒。抹茶や甘酒などの飲み物は、“長命の湧き水”と呼ばれる「御手洗池」の清水で作られ、その澄んだ味わいが特徴です。

鹿島菓匠 丸三老舗

創業1822年、天皇陛下への御献上歴もある老舗和菓子店。代表菓子「常陸風土記」や「元祖はま栗」は、伝統の技が光る逸品です。地元茨城産のいちごや栗などを使用した「極大福」シリーズも人気。「神宮駅前店」は和カフェ「まるさんcafe」併設。

鈴章

明治30年創業の鹿島神宮門前にある老舗割烹。鹿島名物のナマズ料理を楽しめる名店。大きな生け簀には活きのいいナマズが泳いでいます。ウナギよりもさっぱりとした味わいが特徴。鹿島の郷土料理ナマズづくしのコースで、伝統の味をぜひご堪能ください。

ウツギ酔賓店

鹿島神宮参道の隣、仲町通りにある居酒屋。鹿嶋市内の新鮮野菜や那珂湊直送の魚介を使った刺身や煮付け、さらにかしまし豚や常陸牛の肉料理まで、豊富なメニューで地元の味を堪能できます。木・金曜限定の「おばんざいランチ」も人気です。

Paradise Beer Factory

鹿島神宮参道沿いの自然栽培農家直営のビール醸造所&レストラン。御神水と自然栽培の麦やコリアンダーを使ったクラフトビールを醸造。店内では、ビールに合う洋食や自家製野菜を使った魚介・肉料理が楽しめます。自然栽培大豆の納豆や味噌も販売。

カシマサッカースタジアム

全国に先駆けて建設されたサッカー専用スタジアム。Jリーグ鹿島アントラーズのホームとして熱戦が繰り広げられています。大型スクリーンも設置され、より臨場感あふれる試合を観戦できます。

カシマサッカーミュージアム

カシマサッカースタジアム内にあり、鹿島アントラーズホームゲーム開催時にあわせて開館。アントラーズの歴史を綴る数々の品が展示されるほか、土日祝日を中心に「カシマスタジアムバックステージツアー」を開催。貴重な記者会見室や放送室等が見学できます。

 

まとめ&本日のお宿“久慈サンピア日立”でリラックス!

今回は茨城観光のなかでもトップクラスの人気を誇る「鹿島神宮」を中心に、パワースポット巡りを楽しむ観光コースをご紹介しました。東国三社は初詣スポットしても人気。新年の境内は露店や多くの参拝客でにぎわいます。

鹿島神宮へのアクセスは、車のほか、東京駅から水郷潮来・鹿島神宮を結ぶバス「かしま号」もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

久慈サンピア日立

最後に、お宿ねっと加盟施設「久慈サンピア日立」をご紹介します。茨城県日立市に位置するポートビュー。国営ひたち海浜公園、アクアワールド大洗、夏の久慈浜海水浴場など人気の観光スポットへのアクセスもよく、天然鉱石の薬石光明石を使った大浴場「活性の湯」からは朝日が拝めます。お食事は常陸牛や常陸乃国いせ海老を堪能できる会席コースをご用意。

パワースポット巡りの後、少し足を延ばして訪れていただけると嬉しいです。

◆久慈サンピア日立 https://www.kuji-sunpia-hitachi.com/

 

この記事を書いたのは・・・

お宿ねっとコンテンツ編集部

“お宿ねっと”コンテンツ編集部

お宿ねっとコンテンツ編集部は、旅行者の皆様がより充実した旅を楽しんでいただけるよう、情報収集や記事制作を行っているチームです。各地の観光スポットや宿泊施設、グルメ情報など、旅に必要な情報を幅広く取り扱っています。また、編集部員は旅好きが多く自ら足を運んで取材を行い、リアルな情報や感想を提供するように心がけて活動しています。皆様の“思い出に残る旅”の参考になっていただけたら幸いです。

MAGAZINEトップへ