皆さん、こんにちは。“お宿ねっと”コンテンツ編集部です。
今回もドライブしながら“お宿ねっと”加盟施設周辺の『美しい絶景ビューを巡る旅』へ皆さんをご招待したいと思います。各地の絶景ポイントや観光スポットを巡りながら、美しい風景と共に、心地よい宿泊施設での滞在をお楽しみいただけると嬉しいです。
さて、今回の舞台は神奈川県足柄下郡にあります『箱根町』です。箱根と言えば豊かな自然と温泉が有名ですよね。ココロとカラダを癒してくれる絶好の場所です。そんな箱根の魅力を存分に味わえる、素晴らしい景色を求めて車を走らせてきました。
それでは、旅の始まり、はじまり~。
ではさっそく、“絶景探しの箱根旅”をスタートしましょう!
まずは何といっても「大涌谷」ですよね。その昔「地獄谷」とも呼ばれていたこの場所は、今でも火山活動が続いていて、赤茶けた地肌からは煙が噴き出し、硫黄の香りも辺り一面に広がっています。この何とも言えない景色を目の前にすると、自然の力強さや生命力を感じとることができます。また大涌谷は、ある“グルメ”でも有名ですよね。それは名物「黒たまご」。大涌谷温泉でゆで上げた卵で、殻が真っ黒になっているのが特徴です。1個食べると寿命が7年延びるとも言われています。ホントかどうか、皆さんも食べて確かめてみてください!?
ちなみに箱根ロープウェイの大涌谷駅周辺に行くと、2階にある「大涌谷 駅食堂の『大涌谷カレー』」や「大涌谷 駅の店の『谷テラコーヒー/谷テラッテ』」など、最近注目のグルメがいくつかあります。お隣の早雲山駅では駅舎の2階が足湯付きの展望テラスになっている観光スポットもありますよ。良かったら、こちらもチェックしてみてください。
まだまだ散策したい気持ちを抑えて、大涌谷を出発します。
次に目指したのは「芦ノ湖」。ここは箱根火山から生まれたカルデラの中にあるカルデラ湖です。湖畔に広がる風景は美しく、のんびり散策しました。気象条件が合えば、湖面に映る「逆さ富士」が見れるかも。絶景中の絶景ですよね。
湖畔からの富士山を堪能したら、本日最後の立ち寄りスポット「仙石原」へ向かいましょう。
仙石原と言えば、なんといっても「すすき草原」が有名です。毎年春先に野焼きをすることで何百年も維持してきたこの草原。今の夏の時期は、すすきがしっかりと成長し美しい青々とした草原となって目を楽しませてくれます。そして見頃を迎える9月下旬~11月上旬は銀色にキラキラと輝く穂が美しく、秋が深まるにつれて穂が開き、淡い金色の草原へと変わっていきます。青空に映える草原も夕暮れ色に染まる草原も、どちらも絶景です!また秋になったら、ここへ戻って来ようと思います。
絶景に見とれていると、気が付けば日が傾いてきました。そろそろ本日の宿へ向かってチェックインと行きましょう。今回の宿は「強羅 風の音」です。名湯「大涌谷温泉」と本格イタリアンのコース料理が味わえる宿です。
チェックイン後、ゆっくりと温泉に浸かって旅の疲れを癒しましょう。お湯は「大涌谷温泉」からの引湯で、乳白色で豪華な源泉掛け流し。湯上処でリラックスしたあと、夕食会場のダイニングへ。箱根の伝統工芸のひとつ「寄木細工」をモチーフとしたインテリアも美しく、大きくとられた窓からは箱根の外輪山も望めるモダンな空間です。
温泉宿で楽しむイタリアンのフルコース、なかなか珍しく、楽しいです。ワインもお料理に合うものを中心に、種類も豊富に取り揃えています。もちろんノンアルコールのドリンクも充実していますので、お酒を飲まれない方でも十分に楽しめます。
前日の素晴らしい景色が脳裏に焼き付いて離れないまま、2日目はさらにディープな“箱根”を堪能しようと「強羅 風の音」を出発します。というのも、今日は車を走らせ“ドライブする”ことも楽しみの一つにしているからです。宿のスタッフにもいろいろな情報を教えてもらったところ、「車を走らせれば絶景ポイントはまだまだたくさんある」ようでした。箱根の美しい道路を進みながら、絶景ポイントを探していきましょう。
宿をチェックアウトして、早速、教えてもらった箱根駅伝のコース「国道1号線」を通って芦ノ湖方面へ向かいます。すると道中には石仏群があったり、少し脇道に入って旧街道を走れば歴史や風情を感じる風景があったりと、昨日と違う箱根を感じます。
あまり寄り道ばかりはしていられないので、ドライブ散策もそこそこにして最初の目的地へ向かいます。それがここ、「箱根神社」です。静かな森の中に佇む神社は、厳かな雰囲気と箱根の神秘的な魅力を感じさせてくれるだけではなく、今日一日の無事と安全をお祈りしたいと思ってやってきました。心を清らかにして「今日一日、無事に過ごせて良い日になりますように!」とお祈りしました。参拝を済ませたら、箱根神社の水中鳥居(平和の鳥居)をバックに記念写真をパチリ!
行列必至、箱根屈指のSNS映えスポットとしても知られています。
続いて、箱根神社から芦ノ湖の畔を車でのんびり走りながら「神奈川県立恩賜箱根公園(以下、箱根公園)」へ到着。箱根公園は芦ノ湖に突き出した塔ケ島にある旧函根離宮跡を公園として開放した場所になります。遊歩道から望む芦ノ湖と富士山はこれまた絶景!園内も四季折々の風景が楽しめ、特に紅葉の季節には鮮やかな色彩が庭園を彩るそうです。
また、近くには江戸時代の箱根関所の資料館や関所跡など、歴史を学ぶこともできます。
車で通り沿いに見かけたレストランでランチを済ませ、次は「強羅 風の音」のスタッフさんに教えてもらったドライブルートを楽しみたいと思います。どうやら、この道中にも素晴らしい景色が見られるポイントがいくつもあるそうなので、楽しみです。
さあここからは「椿ライン」というワインディングロードをドライブです。ここは片側一車線の県道75号線で、道幅もそれほど広くはないので運転に気を使いながら、でも景色も楽しみながら進んでいきます。実はこの先に「大観山展望台」という絶景ビューポイントがあるそうなので、そこへ向かいます。ここは芦ノ湖と富士山の両方が良く見えるビューポイントで、神奈川県の絶景ポイントとしても有名だそうです。
標高も約1,000mほどあるようで空気もきれい。本当に気持ちがいいスポットです!皆さんも、是非一度ドライブに来てみてください。小田原方面からだと有料道路にはなりますがアネスト岩田ターンパイク箱根(通称:箱根ターンパイク)で終点まで進んでください。
さあ、気付けば前日の強羅 風の音からだいぶ南へ車を走らせてきました。この後どこへ向かうのか、さらなる絶景に巡り合えるのか。
実は、宿のスタッフさんにこのドライブルートを教えていただいた時、今日の最終目的地を決めていました。今回の旅は「温泉に始まり、温泉で終わろう」って。そうです、箱根から車で南下して、神奈川県を飛び出して静岡県熱海市へ向かうことにしたのです。既に今日の疲れをいやす宿も決めていて、昨日の内に予約済みなのです。前日の急な予約にもかかわらず「素泊まりで宜しければ、喜んで承ります」とご快諾くださいました。
それでは、大観山展望台から一旦来た道を戻り、箱根ターンパイクを通って県道20号線で南下します。20号線に乗って約6km。所要時間、約10分程度で次の目的「森の駅 箱根十国峠」に到着。ここがなぜ“森の駅”かと言うと、実はケーブルカーの発着駅になっていて十国峠展望台へ行くことができるのです。もちろん、私も車を駐車場に止めてケーブルカーへ乗り込みました。
展望台へ着くと、まさに“絶景”です!360度の絶景パノラマを満喫できます。本当にここへ来たら皆さんも是非、ケーブルカーに乗って頂上展望台まで足を延ばしてみてください。
今回の「車で巡る『映える絶景ビュー!を探す旅』~箱根の絶景を満喫する2日間~」は、いかがでしたでしょうか。初日の大涌谷から始まって芦ノ湖や仙石原、2日目の箱根神社や十国峠など、正に『箱根エリア』を堪能する旅となりました。絶景ポイントもいくつも見て回ることができましたが、今回のルート以外にもいろいろなドライブルートやまだ見ぬ絶景ビュースポットもあるはずです。皆さんも是非探してみてください。
私はこの後熱海へ車で移動し、本日宿泊をさせていただく「海風テラス あたみ」へ向かいます。
こちらの宿は、熱海を一望する高台に佇む小さな宿で、なんと全室テラス付きです。この後は海の風景を存分に楽しみたいと思います。日が沈む前に辿り着けるように、少し急ごうかなぁ。あっ、今日は素泊まりだったんだ。晩ご飯をどこで食べるか考えておかなくちゃ。忙しい、いそがしい。
さて、最後に少しドタバタしてしまいましたが、今回の絶景尽くしの旅はいかがでしたでしょうか。みなさんの旅の参考にしていただければ嬉しいです。
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